空奏列車

音の大学生がちまちま書いてます。

先生へ


先生。
私が卒業してから1年と2ヶ月。
なんで会いに行かなかったんでしょうね。








「忙しいから来年行こー」
「交通費高すぎ!無理!」







こんなことを理由に高校に行かなかった過去の私をぶん殴りたい。
だって、こんなに早く先生とお別れすることになるなんて思ってもなかった。
先生の58年間の人生の中で私が関われたのはたった3年間。たくさん迷惑をかけたと思います。
特に私のクラスは問題児クラスだったから。
それでも諦めずに、根気強く私たちと接してくれて。


正直、「先生頼りないなあ」と思ったこともありました。見た目が見た目だし。(笑)
でも生徒と同じ目線で、「先生だから」と威張ることも上から目線のことも全くなく。とてもフレンドリーで。優しくて。いつもニコニコで。暖かい雰囲気でいっぱいにしてくれる。演奏も素晴らしい。

私の理想像と重なってるなーって。





在学中も思ったけど、こんなに良い先生なかなかいない。
2年生のときにだいぶもめて、クラスがぐちゃぐちゃの中3年生に進学したとき、まさかの音楽科主任の貴方が担任になりましたね。
黒板にメッセージ書いてくれてましたね。あの日、1番に教室に来た。「えーー!?」って叫んだ。
その黒板も写真を撮ったんだけどなあ。消しちゃったのかな。探してもなかった。
ソルフェージュの授業。1年間先生のクラスでした。
雑談が楽しかったです。大嫌いな授業なので、先生のクラスになるとワガママも言えたし雑談も多くて嬉しかった。(笑)
朝練、昼練をするとき「頑張ってね」と言ってくださいましたね。
掃除時間。ゴミ出しじゃんけんで負けたら持って行ってくれましたね。先生なのに(笑)
受験の時。私は今の学校とは別のところの指定校推薦を志願してましたね。校内推薦も受かって。
なのに私はやめました。「やっぱり志願理由が全く思い浮かばない。やっぱり違う気がする。」と。
泣きながら相談しましたね。先生に「校長に怒られたよ〜。頭下げに行ったよ〜。」って言われて。
本当にあのときはごめんなさい。



今、とても楽しいです。充実してます。
この大学に来たおかげで夢も一応見つかりました。
また変わるかもしれないけど。
もしあのとき、行きたい大学が分からなくててきとーにネームバリューだけで決めて進学してたらどうなってただろうと、想像しただけで恐ろしい。






「充実してます」って挨拶しに行きたかった。
「あのときは本当にごめんなさい。ありがとございます。」って直接伝えたかった。



もう先生とお話できない。
先生の携帯に電話かけたらどうなるのかな。
「はい、もしもし」とか言って出てくれないかな。
先生と飲みに行きたかった。


ありがとう。先生。
今から会いに行きますよ。
待ってください。
本当に本当に最期のお別れ。